それは李連杰から始まった |
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うわあー、こりゃまいったわ。。
松竹ものって、やや食わず嫌いなところがあって「釣りバカ日誌」みたいな、親父ギャグ満載なのかと思い、しばらく見ないつもりでおりましたが。。 あまりの評判の良さに見に行っちゃうところが、ミーハーよね。 で。。ものすっごい良かったです。 もちろん、私の生まれてない時代なのですが、心に染みるとはこういうことを言うのですね。 知らない時代でも、そこは父母から聞いた、昔懐かしい日本。 私の田舎なんて、小さい頃は駄菓子屋さんもたくさんあったし、なんか自分もそこにいたような気分になります。 吉岡秀隆くんが、またまた我ら日本人の涙を振り絞ってくれます。 いったい、彼は子役時代から、どれほど多くの人を泣かせたことでしょう。きっと、日本の人口はとっくに超えてるはず。 「もらい泣き全日本選手権」とかあったら、20年連続チャンピオンですよ。 小雪が、元・踊り子(いわゆるストリッパー)役なのですが、こんなに頭が小さくて手足の長い姉ちゃんがこの時代に存在したら、踊り子どころか、東宝ニューフェイスとかでデビューできたのでは?一人だけ、体型が浮いております。 子役もまたいい味出してるのですが、決して子供を主役にした「お涙頂戴映画」ではありません。街のみんなが主役なのです。 強いて言うなら、吉岡くんなのでしょうが、堤真一さんも昭和の頑固なお父ちゃんがハマッてたし、薬師丸さんもいいお母さん役が馴染んできました。 ちゃんと笑いどころもあって外してないし、懐かしいシーンも満載、そして泣ける。。と、見事にバランスの取れた映画でした。わざとらしい難病物の映画より、ずっと素直な涙が出ます。 年末年始もずっとロングランでしょうから、ぜひご家族で、またはカップルにもお勧めします。 ナビオTOHOにて鑑賞。 2005年・日本
by loveacinema
| 2005-12-19 20:36
| 邦画
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