それは李連杰から始まった


主にアジア映画の感想日記。洋画・邦画もあり。(管理人・梨花)
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大停電の夜に

12人の登場人物のエピソードがそれぞれ最後には上手く結びつく。。
世間って狭いのね、というお話。いや、そうじゃなくて。

最近やたら、日本で見かける「安部力」くん。(日本版・F4では美作)
F4にしては、髪型が古臭いんじゃないですか~?と思っていたが、中国から研修に来た真面目なホテルマンということなら、よく似合う。
彼は、女たらしより、仕事熱心な好青年役の方が雰囲気に合ってますね。
彼の中国語は「停電だ!」という一言だけで、あとは全部日本語。セリフでは「日本語、変ですみません」と言ってますが、全然おかしくないですよ。
かつて、金城君の独占市場であった「日中ハーフで日本語堪能な男前」ポジションを狙ってます。日本でやっていく気マンマン(笑)。

個人的には、宇津井健さんにまつわるエピソードがとてもじーんとしました。
私が小さい頃から「赤いシリーズ」でずっとお父さん役をされてた俳優さんですが、今は味のあるお爺さん役で、とっても素敵です。
最近は「鳶がクルリと」でも、引退した鳶の役どころで、お元気な姿を見せてくれました。

元ヤクザの吉川さん(モニカ)パートもええ話でしたわ。。
出所してきたら、女はすでに結婚しており、二人目の子供を出産間近。
地下鉄の中で産気づいたところで、大停電に巻き込まれ、地下道を歩いて病院へ!
車中の人もいい人ばっかりで。。で、吉川さんは、彼女(寺島しのぶ)を背負って、ひたすら歩く。
いろんな人に助けられ、出産した「別の男の赤ん坊」を抱いて、吉川さんが一言。
「重えな。。」
寺島さんを背負ってるときは「重い」なんて言わなかったのに。
生まれたての赤ん坊を抱いた時に、その命の「重み」を感じたのでした。
さらに、このエピソードのラストでは場内のあちこちからすすり泣きが。。

トヨエツも、かっこいいやら三枚目やらで、素敵でした。彼のパートが一番笑いが起きました。
12人もいると、書くこといっぱいですが(笑)
あとは、劇場で見ていただきましょう。

ろうそくの光ってあったかくてキレイなんだ、としみじみ思わせてくれました。
一晩くらい電気がなくたって困らない。これだけ美しいお話がいろいろ生まれるのなら!
今年のクリスマスは、電気を消して、ろうそくの灯火だけで祝ってみるのも素敵ですね。

2005年・日本
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by loveacinema | 2005-11-21 18:15 | 邦画

レビューするにいたらなかった作品

レビューする程でもない(できない)作品の一言コメント

「ベルベット・レイン」
うー..途中、記憶を失っていたため、感想書く資格がありません..(^^;)
でも、余文楽のビジュアルは、今までで最高に素敵だったなと思います。

「鳶がクルリと」
Vシネマを見ているようでした..
でも、観月ありさのスタイルの良さはテレビサイズではなく、映画向きだなとわかりました。足長え〜の。

「Be Cool」
久々のロック様を見られたのが、収穫です。
彼は、よくB級アクション映画の主役を演じておりますが、こういう脇役の方が目立って面白いなと。
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by loveacinema | 2005-11-11 22:11

同じ月を見ている

ドンを演じたエディソンの主演映画、と言っても過言ではありません。
窪塚洋介演じる熊川鉄也("くまかわてつや"って。。)の主観で話は進んでいくものの、原作どおり「ドンの映画」でしょう。
原作漫画は未見ですが、この方のほかの作品はいくつか読んだことがあります。
そこでは「ドンちゃん」が主役ということで、かなり痛いお話なのでしょうね。
「痛い」というのは、心の方も、体の方もです。
そう、土田世紀さんは、読者に痛みを感じさせる画力を持った漫画家さんなのです。

「ドン」という名前から、在日華人かと思っていましたが、違うの。これは「ドンくさい奴、ドン亀」というひどいあだ名から。つまり、いじめられっ子の日本人役なのですよ。
台詞回しの方は大丈夫なのかしら。。と、心配しましたが、よけいなことでした。
もともと、ドンは口数が少ない役なので、さほど発音は気になりません。
それより大事なのは、表情です。
目で、後姿で、体全体で演技するエディソンが実に素晴らしい。
もし、私が中華迷でなくても、鑑賞後にどのキャラクターが印象に残ったかと聞かれれば、迷わず「ドンちゃん」と答えるでしょう。

他に印象的だったのは、山本太郎さん。
この人は、心根の優しいチンピラ役(笑)をさせたら、日本で右に出る者はいないね。
エディソンと太郎ちゃんの出てくるシーンは、すべてウルウルっときますよ。さすが「ウルルン滞在記」によく出ているだけのことはある。←太郎ちゃん

ヤクザのいざこざに巻き込まれたドンちゃんは、銃撃され、その助かった理由というのが..なるほど、これは伏線だったのか。
これが、ラストに効いてくるので、一言たりとも台詞のお聞き漏らしのないように。
お世話になった寺で、ドンが絵を描くシーンでの鬼気迫る演技には圧倒されますが
「ああ、立派な畳が..高そうなふすまがもう使い物になら〜ん!」
と、いらんこと考えてしまいました(笑)

窪塚くんは「昔なら断った嫌な奴の役」と、プレスシートでも述べておりますが..
うそやーん!君、ドラマ「リップスティック」で、彼女に売春させて鑑別所に入れられた最低男の役やってたやん!(笑)
まあ、もともと幅広〜い役のできる俳優さんなんですけどね。

本当に、美味しい役をもらいましたね〜、エディソン。
窪塚くんの本格的復帰作であり(ちなみに、友情出演での復帰作は「鳶がクルリと」の美容師役)、人気漫画の映画化ということで、注目は集まるでしょうし。
今、流行の「泣ける」というキーワードで、宣伝されるでしょうから、ヒットするような気がします。
そんなわけで、今までとは比べ物にならないほど、エヂの知名度、好感度は一気に上がることでしょう。
2005年・日本

↓コメントはネタばれありですので、見たくない方はクリックしないでください。
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by loveacinema | 2005-11-08 23:26 | 邦画

コープス・ブライド

前にも書きましたが、「ティム・バートン&ジョニー・デップ」のコンビに外れ無しです!
実は試写会で見て、さらに劇場でも見ました。「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」は、入り込めなかったのですが、これはとっても好きです。
ジョニデは声だけの出演なんですが、弱々しいけど優しい青年の雰囲気がよく出てると思います。

ティム・バートンの作品の雰囲気がどうしても苦手だ、という人以外、どなたにも超おススメです!
いまどき、人形を一コマづつ動かしていく丁寧な作りの作品ってあまり無いですし、すごく気合が入ってます。パッと見、CGアニメかと思うほど、なめらかな動きですしね。

人形アニメミュージカルであり、ラブストーリーなので、大人の方が楽しめる内容です。
可愛いとはいえ、死体とかあの世のキャラがいっぱい出てくるので、お子様の方が嫌がるかもね~。

「死体の花嫁」の流す涙には、ホロリときます。
特に、ラストシーンの美しいこと。。
80分くらいの作品なので、お時間は取らせません!ぜひ劇場で、この美しい世界を堪能しましょう!

2005年・アメリカ
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by loveacinema | 2005-11-05 17:02 | 洋画

春の雪

大正時代の友人同士というのは、小難しい会話をするもんですねえ。。
これも、華族のご子息様だからでしょうか?

この時代、女性から男性に想いを打ち明けるというのは、たぶん「はしたない」みたいに思われてたのでしょう?
だから、令嬢の聡子(竹内結子)が、幼なじみである清様(妻夫木くん)に、
「私の気持ち、おわかりになりません?」
と、聞くだけで告白してるようなもんなのに、「さあね」などとつれなくするあたりが、逆にドキドキしますわ。わかってるくせに、もー!

撮影は、世界的に有名な台湾人カメラマン、リー・ビンビンさんで、映像の色合いがものすごく美しいのですよ。肌の質感とか、なめらかだし。
「花様年華」も、この方が撮影ですよね。この映像美だけでも、うっとりしますわ。

まだ、女を知らない清様に女中を差し向ける父。(なんておおらかなんだろう)
この女中というのが、ものすごいエロ顔なのよ(笑)。ご覧になるときは、要チェック。

気になるキャラは、皇族の第三皇子役の及川ミッチー。
うーん、さすがに現・王子様だけのことはある。(笑)
こうしてみると、彼ってなんと品の良いお顔立ちをしているのでしょう。
まさに、大正時代の昔の新聞に載ってそうな雰囲気。
ミッチーの目指している王子様(たぶん西洋の雰囲気)とは違うのでしょうが、ハマリ役だと思います。

最初はつれない清様ですが、聡子が皇子様との婚約が決まると、突然会いたいと言い出す。
追えば逃げる、逃げれば追う。。ですか。素直じゃないよねえ。
この時代は、一度皇族とのご婚約が決まったら一大事なので、もう両家ともどうすることもできない。
そして、二人が選んだ道は。。。
なるほど、この時代ならではですね。たしかに、それしか相手の面子をつぶさない方法はないでしょう。

「男女の悲恋」で客を引き込んでおいて(いや、引き込むのは映画会社)、実は。。ってのも、三島文学らしいー。そうよね、清様はとっても美しいもの。

最後に「瀬を早み 岩にせかるる滝川の 割れても末に会わんとぞ思う」
という百人一首の歌は、大正時代に流行ったのでしょうか?
「はいからさんが通る」でも、この歌がキーワードになってたもの。

妻夫木くんのファン、三島文学好きな方、それにアジア的映像美が好きな方にお勧めします。気合を入れてないと、やや眠くなるかもしれませんが。。

2005年・日本
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by loveacinema | 2005-11-05 16:44 | 邦画

まだまだあぶない刑事

久々にあの二人が帰ってきましたよ~んって。。いつまで、やってんでしょうか?
そっか、TV放送から数えてもう20年以上にもなるのか。。
タカ&ユージがジイさんになるはずだ、そして少女だった私もオバハンになるはずだ(涙)。

あいかわらずスタイリッシュに拳銃を持ち、スーツを着こなしてはいるものの、若手の刑事に知力・体力とも負けてしまう二人。アクションシーンなんて、見ててハラハラする。。
おっと若手の一人が、佐藤隆太くんですよ。
この人はドラマ「海猿」でも、訓練中の大先輩(布施博)に向かって
「俺たちより、倍くらい生きてるってのにすげーがんばるよな」
などと、小生意気な口を聞く若造役でした。とうぶんは、そういうキャラでやってくのかね?

私たちが少女時代、胸ときめかせた大人の男性が「タカ&ユージ」であったように、今の少女は立派な課長さんとなった、透ちゃん(仲村トオル)に惚れるのでしょうか。
毎日コスプレ姿で出勤する負け犬女課長(浅野温子)といい、クラブのママみたいな署長(木の実ナナ)といい、昔はあまり不自然とは思わなかったけど、今見るとありえない雰囲気の警察署だよね(笑)。

これというのも「踊る~」シリーズが、警察内部事情について、リアルなものを描き始めたから私たちも気づいちゃったんでしょうね。
でも、この「ありえなさ」が、このシリーズの持ち味なので、いっそのこと刑事ものの「寅さん」化目指して、せめて2年に1作くらいのスパンで製作してほしいですね。
5年も6年も待ってたら、この二人あっという間に定年ですよ(笑)

2005年・日本
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by loveacinema | 2005-11-05 16:08 | 邦画


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