それは李連杰から始まった


主にアジア映画の感想日記。洋画・邦画もあり。(管理人・梨花)
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セブンソード

おお〜、ツイ・ハークらしい作品やなあ。実に漢(おとこ)気溢れる泥臭い武侠ものだわ。
チラシや宣伝キャッチで「HERO」や「LOVERS」を引き合いに出してますが、全然ジャンルが違い過ぎて、そんな雰囲気を目当てに見に来たカップルなんて、目が点になるのでは。

女のぞんざいな扱い方なんて、実に「ツイ・ハーク」らしい。
この人は、人間の本能むき出しな姿を撮るのが、実に上手いなあと思います。
たとえば、飢えた女が犬のごとく肉にむさぼり付き、(その状態の)女を性奴隷にしている男が背後から覆いかぶさるなんて、実に動物的だよね。
かと思えば、ドニーさんのベッドシーン(ベッドじゃないが)は、激しいと聞いてましたが、これに比べたら全然ゆる〜いもんでした。

ワイヤーワークは最小限、CGはほとんど使っていないものと思われます。
久々のドニーさんはもう少し、見せ場があってもよかったかなあと思うけど、7人もいるとそれぞれの活躍を見せなきゃいけないしねえ..うーん。
賞金稼ぎの白塗り女なんて、「ブレード/刀」の熊欣欣を思わせるような。ツイさん、入れ墨好きねえ〜。ああいう構成的な悪役キャラは、もっと暴れてほしかったなあ。

しかし、ガラガラの客席を見てもわかるけど、これは日本人受けしないでしょうね〜。
それこそ、引き合いに出している「HERO」のように映像美にこだわるわけでも、「LOVERS」のようなラブストーリーでもなく。日本受けするポイントがほとんど無い。
私は好きなんですけどね〜。もともと、武侠アクション俳優が好きで中華芸能に興味を持ったわけですし。
ラストの戦いなんてワクワクしましたが、そこまでにどれほどの客がリタイアせずに見ていられるか..

「HERO」や「LOVERS」で、初めて中華映画を見て、誰かのファンになる人は大勢いたと思いますが、「セブンソード」を見て、誰かのファンになる人は少ないと思います。時間が足りなくて(たとえ2時間超えでも)一人一人を描き切るのは難しいので、感情移入しにくいですしね。
いっそ、ドラマシリーズにしてくれれば、面白いんですけど。

最近、流行りの「泣ける」っていうポイントもあまり無いし..
いや、個人的にはあった。
道中、たくさんの馬を連れて行けなくなり「早い馬だけ残して、後は放すように」と、言われたものの、年老いた馬「来福」にはとても愛着がある七剣士の誰か(←名前忘れた)。
馬を放したが、来福一頭だけは、彼を慕って戻ってくるシーンには泣いたわ〜!
あとは、個人個人で泣きどころを探してください(笑)

そんなわけで、誰にでもオススメできる作品というわけではないです。
武侠アクション好き、黎明、ダンカンなど、役者のファンの方はぜひ見ておいてください。
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by loveacinema | 2005-10-15 23:55 | アジア映画

私の頭の中の消しゴム

とっても惹かれる絶妙なタイトルだと思います。
前半は、二人の出合いから恋人となり、新婚生活までの幸せな姿を見せ、中盤からは、若年性アルツハイマーと診断された妻が、どんどん夫との楽しい記憶を忘れていく姿はとても悲しい。
こういう状態になった伴侶を、自分だったら面倒見ていけるのかな..と、またも感情移入して見ておりました。
しかし、CMで煽っているほどの「号泣」とまでいたらなかったのは、個人的な理由があります。
それは、この作品が「リメイク」だからです。

原作は、よみうりテレビ制作の「ピュアソウル」という日本のドラマです。けっこう見ていた方も多いのでは?
私はどうも「リメイク」作品と聞くと、引いてしまうのです..
「ニキータ」が「アサシン」になり、「モルグ」が「ナイトウォッチ」になり、「リング」が「ザ・リング」になり..パワーダウンするばかり。
これは、全部ハリウッド制作による失敗例ですが、リメイクして面白くなった作品にあまり出会ったことが無い経験から。
なので、舞台挨拶で制作者の日本人プロデューサー(女性)が出てきて「主人公は日本版では、永作博美さんで..」というのを聞いて臨んだものですから、
ソン・イェジンを見ても「これが永作博美なら、どんな演技だったか..」と、置き換えて見てしまい、今一つ気持ちが乗れませんでした。

そういうマイナスイメージはありましたが、とてもピュアなラブストーリーですので、周りの女性は大勢泣いていました。
私のように、リメイクに抵抗の無い方だったら、素直に感動できるだろうと思います。
音楽も、いかにも「泣け〜、泣け〜」というのではなく、控えめでしたし、映像もとても綺麗でした。
見どころはたくさんあるし、ラストもややホッとさせる感じでよろしかったのはないかと。
ドラマも見たい気がしますが、こんな重いテーマを12話も見るのは、ちょっとしんどい。やっぱり、映画ですっきりまとめてもらって良かったです。
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by loveacinema | 2005-10-14 17:11 | 韓国

シン・シティ

うむーっ、これはなんとも人にオススメしづらい作品だわ。説明もしづらいわ。
かなり見る人を限定。
ホラー映画で、首やその他肉体が飛んでも「アレは作り物だから平気」と思える人ならOKかと。あと、食後はやめましょう。

原作はアメコミですので、実写とはいえ
何回、車にはねられても死にませんし、キャラクターも怪物っぽい。
私的には、モノクロの世界で色が付いているのは、ブロンドの髪とか、赤いドレスとか体の一部..というのは、とても綺麗でよかったです。
そもそも、これをオールカラーで見せちゃエロいし、グロい。

なんといっても、印象的なのは、イライジャ・ウッドの破壊っぷり。フロド(ロード・オブ・ザ・リング)とは、180度違う役よ〜。
この人は、自分のイメージが固定されるのを嫌うチャレンジャーな役者なんでしょうね。
大人の私は、それをすごいことだと思いますが、LOTRでファンになった小中学生の純粋な少女は、大人になるまで見ない方がいいかもね。もちろん、15禁ですし。
お父さん、お母さんはビデオ化されても借りてきて、見せない方がいいですよ。
最後は彼ったら、トンデモナイお姿になりますからね〜。

でも、イライジャのファンサイトを見ると「アクションがかっこよかった」と、ちゃんと良いところを探しているので、ファンってありがたい存在だなと。
うん、たしかにイライジャは軽快な動きをしてました。今後は、アクションにもどんどん挑戦してほしい。

イライジャ以外では、ミッキー・ロークも渋くてかっこよかったですし、大人が見たらけっこうシビレる映画と言えるかもしれません。
粋なセリフの応酬もあるので、タランティーノ(←ほんの1シーンだけ演出もしてる)っぽい世界が好きな方なら、楽しめるでしょう。

2005年・アメリカ
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by loveacinema | 2005-10-06 17:28 | 洋画

シンデレラマン

ボクシングの試合シーンでは、思わず拳に力が入り、終わった瞬間ふう〜っ..と息をついていました。このへんは、けっこうハラハラしましたよ。
主人公が戦うのは、ひたすら「家族と一緒に暮らすため」。
男のプライドを賭けて戦うとかそういうことではなく、自己犠牲なのね。
「職業ボクサー」の半生なので「ほ〜、すごいがんばるなあ」とは思いましたが、号泣まではないかな。
あっ、隣の席の中年男性は自分と置き換えていたのか、メガネを取って涙をぬぐっていましたけど。

気になったのは、冒頭で「ボクサーとしての全盛期であるはずの主人公」が、けっこうゆるい体をしていて、なんだかなあと思いました。
もう少し、若くて肉体作りに気合いを入れてくれる役者さんならよかったなあ。
映画の日だったので、この後続けて「四月の雪」を鑑賞。ヨン様の素晴らしい肉体を見て、
やっぱりアジアの男の筋肉が最高!
と、しみじみ思ったのでした。

ところで「シンデレラマン」のタイトルを見ると、
かつてマラソンの最中に靴が片方脱げ、「男シンデレラ」と呼ばれた谷口選手を思い出してしまうのは私だけでしょうか?

2005年・アメリカ
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by loveacinema | 2005-10-06 16:58 | 洋画

四月の雪

「ファン以外にはあまりおすすめできない」という評判をちらほら聞いておりましたが、なかなか緊張感がありましたよ〜。..中盤までは。

これは既婚者と独身では、見方が大きく変わるんだろうな。
会話中の、ちょっとした間にも「きっと今、最善の答を探していろんな思いが頭をよぎってるんだろうなあ..」と察することもできたし。
中盤まではずっと「自分だったら、ここでどうするだろう?」と置き換えて見ていたので、主人公二人に感情移入でき、せつない場面もいくつかありました。

特に「自分の妻と不倫相手が乗って事故を起こした車」の巻き添えになった青年のお葬式に行くシーンが。
ただの恋人が事故起こしたって、何の責任も負わされないし、謝罪に行く必要なんてないけど、夫婦だとそうはいかない。世間の見方としては、連体責任だ。
自分達だって、傷つけられた被害者なのに、裏切った配偶者の代わりに謝罪に行かされるなんて..
遺族の怒りも仕方のないことだし、非常にやるせない。

同じ悲しみを一緒に味わっている二人なので、惹かれ合うのも時間の問題だが、ソレに至るまでがちょっと早いように感じました。もうちょっと心の葛藤とかあってもいいんじゃないかと..

んで、相変わらず、ペさんはモムチャンでございました。
写真集で騒がれてた頃より、ほどよい筋肉になっておりましたよ。ファンは生唾ものですね。
余談ですが、うちのPCは外国芸能人の名前はすぐ出ないので、語句登録してありますの。
「ちゃん」と打つと「チャンミン」(←東方神起)と出るので、「もむちゃん」と打つと
「揉むチャンミン」となってしまいます。本当に余談でした。

で、ラストに「コンサートの照明係」としての仕事があるんですが..
不覚にも、ここら辺で睡魔に襲われました。これが一番楽しみにしていたシーンなのに。
この監督さんの演出が好きな方なら、眠くなることはないと思います。
レディースデイにでもいかが?

2005年・韓国
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by loveacinema | 2005-10-01 22:50 | 韓国


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