それは李連杰から始まった


主にアジア映画の感想日記。洋画・邦画もあり。(管理人・梨花)
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霍元甲

台湾・喜満客戯院にて、完全版を鑑賞。
なお、中国語字幕で見たので、セリフやストーリーを完璧に理解したわけではありません。
でも、わかるのです。
考えるな!感じろ!ですよ。

世界一、辮髪の似合う男が帰ってきました。
舞うように、技を決めるリンチェイが。。これこそ、私が惚れるきっかけになった頃の彼です。

中華映画・ドラマ好きにはおなじみの題材。
「精武門」と「霍元甲」。
実在の人物である、武術家の霍元甲が設立した「精武体育学校」。
今までにも多くの中華アクションスターによって、繰り返しリメイクされてきました。
有名なところでは、ブルース・リーの「怒りの鉄拳」でしょうか。
ここでは、極悪非道に描かれた日本人ですが、今回の「霍元甲」は少し違います。
さすがに、大きな配収が見込める国・日本を残虐、非道扱いしては、宣伝しにくいですしね。
とはいえ、最後の戦いで日本人に毒を盛られたか、あるいは戦いの末、死に至らしめられたという説が根強く残っているので曲げようがない。
これを、台湾人ばっかりの中で見た、私たち夫婦はなかなか居心地悪くって、面白かったですよ(笑)。

「侍の魂」を持つ、凛とした日本人武術家として登場する、中村獅童さん。
予告編を見た時は
「どうせ、バットマンの渡辺謙並みの登場時間に違いない。。」
と、期待はしていなかったが、なんのなんのー!
彼がいるおかげで、日本人ってそんなに悪い奴ばかりじゃないな!って、中華圏にアピールできてます。
思ったより長く登場し、正々堂々とした姿が好印象を残す、美味しい役どころでした。

90分ほどの上映時間。
無駄なシーンは1カットも無かったと思います。
アクションの「動」の部分と、山村での「静」の部分とのメリハリがはっきりしていて、飽きることがない。
無駄なラブストーリー(心が通うシーンはあるけど)が無いのも、さっぱりしていていい。
ただ強いだけじゃダメなんだ、心がなくちゃ、という「武道の精神」を短い時間に、きちんと教えてくれる素晴らしくわかりやすい映画です。

アクション部分は、全部すごいです。リンチェイの得意技がたっぷり見られて、お腹いっぱいですよ。シビレまくって、鼻血が出そうです。
「異種格闘技戦」、つまりは「天下一武道会」なわけで、面白くないはずがないでしょ!次から次へと出てくる刺客をあっという間に倒していく姿は、実に気持ちがいい。
カメラワークは、リンチェイの優雅な動きをたっぷり見せてくれるし、言うことないです。こんな満足感は、「天地大乱」以来かなあ。。
少なくとも、ハリウッド製作では見られないものですね。やっぱり、華人が撮らなきゃダメだなあ。

そして、エンドロールに流れる曲は、リンチェイ自らが頼んだ、周杰倫の「霍元甲」。
「フォフォフォフォ、フォフォフォー!!」
「霍元甲」の魂を歌うこの曲でなくては、この映画は締まりません。
掃除のお姉さんや、さっさと出て行く台湾人の視線が痛かったが(^^;)、しつこく残っていてよかったよ。
周杰倫の曲が流れない、日本の「SPIRIT」という映画はこれとは別物だ。
いや、不完全版だと思う。
とはいえ、やっぱりこの映画は大勢の人に見てもらいたい。
老若男女、誰が見ても楽しめる素晴らしいエンタテイメント作品であるのは、確かだから。

主題歌差し替えに、多くの周杰倫ファンと共に強く反発いたします。
SPIRITの魂はジェイ・チョウの霍元甲にある。d0004844_12154884.gif
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by loveacinema | 2006-03-16 20:38 | アジア映画
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